ミルコからのメッセージ

2006.05.22

5月22日

みんな、久しぶり!
こんなに長い間、一度も更新もしないで、いったい何を考えてるんだ、ミルコは!?
こう言われるのは当たり前だよな。
でも。今までも俺はずっと言い続けてきたことと思う。
格闘家は、勝負に負けたら、語る資格なんて無い‥、という事を。

ハントに負けた後、俺には、どんなエクスキューズを吐く資格も意思も残ってなかった。
ただ、それだけの事だ。
この5ヶ月間の、俺の苦悩は、この場でも簡単には語れない。
そして、5ヶ月ぶりの試合の相手が、ミノワになった事も、俺の苦悩に更に重石を載せるような…、最初にマネージャーからミノワからの挑戦に関して聞いた時は、格闘家としてどう受け取っていいのか全くわからなかったくらいだ。
誤解して欲しくないから、これだけは言っておこう。
俺は、ミノワの勇気と、同時に彼のプロの格闘家としての嗅覚の鋭さに、とても敬意を表している。そして、俺が勢いのある、連勝街道の真っ只中であれば、その意気込みに対して、すぐに真正面から受けて立ってやろうと思っただろう。
だが、俺も深い霧の中にいたような時期だったから、マネージャーに「断ってくれ…」
と頼んだのさ。俺は、いつ、どの試合の時でも、対戦相手のことを真剣に考える。
基本的には、受ける事を前提として考えるんだ。周りからは、「クレイジーだ!」と言われた、ヒョードル、ジョシュ、ハントの3連発だって、断るというオプションは、俺の中には無かったからな。しかし、今回だけは、俺の中でどうしても、釈然としない色々な気持ちが、最後まで消えなかった。今までとは、明らかに事情が違ったんだ…。
まあ、これくらいにしておこう。
もう済んだ事だ。
俺も、悩みながらも、グランプリに向けて、再び自分のエンジンに点火したんだ。
いつまでもうじうじ言っていたら、それこそ前もってエクスキューズをしているとも、
取られるのもごめんだからな。
みんな、俺は再び、戦いの場に戻ってきたぜ。
心配しないでくれ。

今回、この5ヶ月もの間、一度も更新されないブログというのもニフティーにとってあり得ないくらい前例の無いことだったそうだが(ミルコらしいと担当者はかばい続けてくれたらしい…)、その間、全く更新される気配も無いのに、毎日500人くらいの人が、アクセスを続けてくれていたということを聞いて、責任を感じたんだ。なんていうか、悩んでばかりいた自分が情けない…、申し訳ないというか、プロとして、もう少し自覚を持てよ…と言われている様で。

と、言うわけで、セカンドラウンドに向けて、とにかく短くても何でもいいから、
近況を知らせるようにするよ。もしかしたら、「今日は、歯が痛い」なんて一言だけになるかもしれないけど。

5月22日
ミルコ・クロコップ

2006.05.22 |